キャッシュレス推進に向けた
オープンイノベーションの
先駆け
近年、EC（Electronic Commerce：電子商取引）市場の拡大に伴い、クレジットカードの決済額も右肩上がりで伸長しています。しかし一方では、クレジットカードの不正利用手口が年々複雑化・巧妙化しており、被害額は増加傾向にあります。さらに、今後のキャッシュレスの拡がりを想定すると、ID・パスワードや指紋・顔 といった生体認証など、現在の本人認証技術だけでは、安全性と利便性に限界があります。こうした課題に対し、東京大学と当社を含む民間企業の4社*が、世界に先駆けた取り組みとなる、次世代の本人認証技術「ライフスタイル認証」の研究開発を進めています。
*他 凸版印刷（株）、（株）日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ（株）
インフラを創る
使命とやりがい
ライフスタイル認証とは、スマートフォンなどのデバイスに搭載された各種センサー情報（位置情報・Wi-Fi情報等）から個人の行動パターンを収集し、本人認証を行う技術です。これにより、消費者は財布だけでなくスマートフォンさえも取り出すことなく決済ができるようになり、今後「無人店舗」の活用も期待されています。すでに当社社員を対象とした実証実験も進めており、今後は実店舗での実現の他、様々なユースケースを視野に社会実装を目指しています。
社会へ新たな価値を生み出し
業界を先導
ライフスタイル認証という新たな本人認証手法は、キャッシュレス決済の安全性を高めるだけでなく、個人の趣味嗜好やライフスタイルに合った利便性・利得性の高いサービスの提供を可能にします。これにより、社会や人々の生活をより豊かにすることができ、キャッシュレス決済がより一層浸透していくことが予想されます。当社は、ライフスタイル認証・解析の実用化に向けた研究を行い、業界の先陣を切って、安全で快適な社会の実現を目指します。
