近藤/法人事業企画

法人事業企画第1部
2014年入社

入社までのキャリア

2013年 銀行勤務
2014年 入社

銀行では個人向け融資を担当し、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどを扱っていました。入社1年目に取得しなければいけない資格が多く、金融業務の基礎はある程度固めることができたと思います。また、個人融資では多くのお客さまと接することで、自然と臨機応変な対応ができるようになりました。お客さまのニーズに合わせた提案をすることが、当時仕事において最も大事にしていたことです。

入社を決めた理由

大学時代からクレジットカードを利用し、その便利さに魅力を感じて卒業後はクレジットカード業界への就職を考えていました。諸事情からいったんは銀行に勤めることになりましたが、大学時代から思い描いていた「人々の暮らしを豊かにする金融インフラをつくりたい」という未来像を捨てきれず、転職を決意しました。

もともと興味のあったクレジットカード会社を中心に、転職活動をスタート。当社を選んだのは、自分の想いを実現するためには、相当の知名度や顧客基盤を持っている会社が望ましいと考えたからです。

それから、なんと言っても“人”。これは他社と比べても、当社が最も魅力的だと感じましたね。最終面接で対応してくださった、当時の人事部長がおっしゃっていた言葉は忘れません。「レジで前の人が当社のクレジットカードで支払っていたら、思わず抱きしめたくなる」。そこに込められた人間的な温かさや情熱に惹かれたことが最後の決め手になりました。

実際に入社してみて

最初の配属先はアクワイアリング営業第2部でした。新規加盟店や新規法人カードの獲得をミッションとする部署です。銀行時代も営業を担当していましたが、法人営業は初めてということもあって、メールの作り方も顧客との交渉も資料作成も、とにかくわからないこと、できないことだらけでした。それでも先輩たちが丁寧にサポートしてくれたので、孤独感は感じることはありませんでした。

銀行勤務と比べて最も驚いたのは、営業の自由度が桁違いであること。三菱UFJ銀行からの紹介案件だけでなく、自分の裁量でターゲット先を決めてアプローチすることもできるんです。休日に立ち寄ったお店で、クレジットカードが使えないと分かれば、これはチャンスとばかりに後日架電したことも。クレジットカードはあらゆる商売に紐づく可能性があるので、自分の興味ある分野をターゲット化してアプローチできる面白さがありますね。

もちろん、壁にぶつかったこともあります。新規でカード・電子マネーを導入するカフェチェーンさまに決済端末を設置したのですが、想定外の不具合が頻発したのです。あのとき加盟店さまへの申し訳ない気持ちは、今でも忘れません。営業担当としての至らなさと、プロジェクト存続の危機を痛感し、自分にできることを徹底的に模索しようと決意。端末不具合解消のために、定例ミーティングを差配し、チームメンバーのタスク管理に取り組みました。営業は“会社の顔”であり、システム部門も巻き込んでいく旗振り役でなければいけないと強く感じました。

今後のビジョン

営業を6年間経験した後、現在の法人事業企画第1部へ異動することになりました。関連会社である株式会社ペイジェントの経営管理などを行っていますが、企業全体を俯瞰して見ることができ、幅広い知識を習得することができます。当社経営陣に現況を報告することも私の業務のひとつ。意思決定もレスポンスも速い経営陣の近くで仕事ができることは、学ぶことが多く、とても刺激的ですね。

一方では、商流全体を網羅するようなキャッシュレスの推進に取り組んでいます。BtoB決済に軸足を置いた戦略を立案し、営業部門が実際にプロモーションできるようなレベルまで落とし込みます。まだまだ開拓途上の領域であるため、これまでのやり方だけではうまくいきませんが、つねにアンテナを張って、試行錯誤を繰り返していくことで効果的な施策を遂行できると考えています。

入社時の「人々の暮らしを豊かにする金融インフラをつくりたい」という志は今も変わっていません。営業と法人事業企画での経験を活かしながら、後世では当たり前になっているようなキャッシュレスサービスを生み出すのが今後の目標です。そのためにも、つねにお客さまの声が届く営業部門の近くで仕事をしていけたらと考えています。

COLUMN

1日の主なスケジュール

営業部との連携に時間を使うことが多く、相談を受けることもあれば、新しい事例などの情報をヒアリングして新しい施策に展開することもあります。また、会社の業況を経営層に報告するための資料作りや、関連会社とのミーティングにも日々取り組んでいます。

オフタイムの過ごし方

休みの日には自宅近くの荒川をランニング。毎回、走る距離を伸ばしています。そのあとは銭湯で汗を流すのが最高ですね。子どもを連れて近所にピクニックにいくこともあります。また、平日の業務後は上司や同僚と飲みに行き、親睦を深めています。

役に立っている制度

2人目の子どもを授かったときに3週間の育児休暇を取得。周囲に理解があり、休暇を取りやすい環境だと思います。先日、下の子の入院に妻が付き添うことになったので、上の子どもの世話をするために休暇や在宅勤務を申請したのですが、快く承諾してもらいました。