吉越/事務

事務企画部
2019年入社

入社までのキャリア

2016年 銀行勤務
2019年 入社

最初の就職先は新潟県の金融機関で、為替業務や個人融資業務に従事しました。住宅ローンを中心として融資の可否判断や返済計画を策定し、お客さまの要望に応える形で最適プランの提案することが私のミッションでした。銀行業務に必要な知識を測る銀行業務検定試験の資格を取得しましたが、そのプロセスで民法などの法務関連をはじめ、幅広い知識を学んだことは、貴重な財産だったと思います。

入社を決めた理由

銀行の個人融資業務を通して身近な人々の暮らしを支えることは、とても重要な仕事だと感じていましたが、さらに欲が出たといいますか、より事業規模の大きい決済サービスに興味を持つようになりました。なかでもクレジットカードは、キャッシュレス社会を支えるインフラとして、これからの時代に欠かせない存在。その可能性に惹かれて、転職先はクレジットカード業界を中心に考えました。

三菱UFJニコスへの入社を決めたのは、同業他社に比べて規模が大きく、そのリソースを活かしてさまざまな挑戦ができそうだと感じたことが理由です。これまで培った銀行のキャリアとも親和性が高そうですし、総合職として企画など幅広い業務を経験できるだろうことにも期待を寄せていました。この大きな舞台で地力を鍛え、さらなるキャリアアップを図るために入社を決意しました。

実際に入社してみて

幅広い業務で経験を積みたいと考えて入社を決めたものの、実際に内側から当社を見ると想像以上に事業領域が広大で、業務が複雑であることに驚きました。多種多様な加盟店さまがいて、その向こうにはものすごい数の利用者さまがいて、そんな皆さまに安心・便利を提供するのですから、今思えば当然です。ですが、銀行にいるときには想像もしていないほど奥深い世界を目の当たりにして、当時は少なからずショックを受けたものです。

これまで銀行で行っていた業務とはまったく違い、すぐに仕事に従事することは難しかったです。しかし、中途採用でもきちんとした研修や業務概要資料なども用意されているので、その点は非常に助かりました。新卒同様に安心して業務に慣れていくことができます。また質問しやすい社内の雰囲気にもずいぶんと救われました。

入社後に配属されたのはオーソリ第2センターです。ここは当社のクレジットカードを安心して利用していただくためのセキュリティ部門であり、クレジットカード不正利用のモニタリングや調査などを行います。私は海外利用明細の照会や、不正利用の被害に遭ったお客さまへの対応を担当したのですが、銀行時代に磨いたコミュニケーション能力や法務関連の知識は、多少とも発揮できたのではないでしょうか。そこで3年もまれるうちに、クレジットカード業界の文化や業務の流れはつかめてきたと思います。

今後のビジョン

2022年からは現在の事務企画部へ異動してきました。ここでの業務内容は、オペレーション改善や業務効率化をはじめとした、さまざなな営業推進施策を実施すること。例えば、営業推進から法人向けカードの獲得キャンペーンをやりたいといった要望がくれば、その実現に向けて関係各所との調整を行うことが私の主な役割です。良くも悪くもダイレクトに反響が返ってくるのが面白いところ。施策が成功したときに聞こえてくる「やってくれて良かった」という言葉がモチベーションの源泉ですね。

とくに今、着目しているのが、クレジットカードの送付方法です。会員さまのもとに、もっと無駄なく円滑にカードをお届けするためには、どのような改善がありうるか。鍵を握るのは、社内各部署はもちろん、委託発行会社など外部企業との連携強化でしょう。その点、ステークホルダーの多様な文化を理解しながら、スムーズに仕事を進めていくチームリーダーの一挙手一投足が参考になっています。自分のスタイルに固執せず、柔軟に周囲の優れた点を取り入れながら、より良い事務体制の構築を実現していきたいと思っています。

COLUMN

1日の主なスケジュール

日によって業務の流れは大きく異なりますが、継続的に担当している大規模なプロジェクトと、都度発生する比較的小型のプロジェクトの二種が、並行して走っていることが多いです。関係各所の調整が業務の中心ですのでミーティングの割合が大きく、その合間で事務処理をしているイメージです。

オフタイムの過ごし方

1歳半の息子と遊んで過ごしています。少し前はできなかったことができるようになるなど成長が手に取るように見えるのが楽しいです。もう少し大きくなったら一緒にゲームをしたり、当社のファミリーデー(家族を連れての社内見学会)にも参加したいです。

役に立っている制度

第一子が生まれた時には育児休業を取得しました。自分から言い出すまでもなく、制度の利用を推奨してもらい、休業後の職場復帰も非常にスムーズでしたね。育児休業期間にしっかり家族と向き合うことができ、意識の変化もありました。