木村 直紀 / 基幹職 デジタル企画部 2009年入社

PERSON INTERVIEW

仕事内容について

新技術を用いた新たなビジネス領域の開拓・付加価値創出(イノベーション)や、新技術を活用した業務改善(デジタライゼーション)により、新たな収益源を創出することがデジタル企画部のミッションです。具体的には、スマホアプリを活用した決済システムの構築、次世代の個人認証に関する研究、AIやRPA(Robotic Process Automation)の活用など、当社の中で最先端となる取り組みを行っています。大手のIT系企業や特定領域で強みを有するベンチャー企業など、異業種との交流が多いことも特徴です。私の担当業務は、MUFGグループの一員であるGlobal Open Network Japan株式会社が提供する、ブロックチェーンを活用した新たな決済ネットワーク「GO-NET」を当社へ導入し活用するプロジェクトを担当しています。

印象に残っているエピソードについて

GO-NETを当社システムへ導入するプロジェクトの経験です。現在日本では、決済手段の多様化などにより、キャッシュレスの決済件数が増加傾向にあります。今後のIoT社会の到来を展望すると、少額・多頻度の課金や決済がさらに増加し、決済ネットワークの負荷が高まる懸念があります。また、決済事業者が負担するネットワーク利用コストとのバランスから、少額決済分野は不採算となることがあり、キャッシュレス決済の導入が困難なケースも存在しています。GO-NETは大量処理を可能とする能力を担保したうえで、ネットワークコストを削減できるソリューションです。本プロジェクトは、GO-NETのローンチ案件としてMUFGベースで推進しました。新規性の高いプロジェクトのため、スケジュール変更や接続方式の変更など、想定外の大きな仕様変更が発生し、対応にとても苦労しましたが、社内外の関係者と協議を重ね、一つずつ丁寧に課題を解決することで、無事リリースを迎えることができました。また、法人営業部主導のもと、大手飲料メーカーの飲料自販機へのGO-NET導入を実現し、GO-NET活用の裾野を拡大することができました。

今後挑戦しようとしていることについて

2点あります。1点目は少額決済市場のさらなる開拓です。ライブ、エンターテイメント業界などの少額オンライン決済市場では、大量の取引が一時的に集中する場合への対応が課題です。GO-NET社とこれらの課題を解決する新しいサービスの実現に向けた検討を進めていきたいと考えています。2点目は、IT・デジタル技術を駆使して改革を実行できる人材の育成です。近年、企業の競争優位性の確立や組織変革を目的にDX推進の重要性が高まっています。こうしたなか、部署内でデジタル人材を育成するプロジェクトの公募があり、私は迷わず手を挙げました。その理由として、自分自身がデジタル企画部での業務を通じて視野が広がり成長を実感したことがあり、多くの社員に展開することで社員のスキルアップに貢献できると考えたからです。現在は、IT・デジタル領域に関する知見をさらに広げるために、外部企業主催のセミナーや三菱UFJ銀行が主催するIT研修に参加しています。こうした取り組みで得た知識や経験をデジタル人材育成に向けた研修企画に活かしていきたいと考えています。