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「人の流れ」を変える。真のグローバル化への道 菊川 尚徳 アクワイアリング開発部 EC・IC開発グループ(2006年入社)

2,000万人の動き

日本が「観光立国」を宣言し、国策として海外からの訪問客を増加させる活動を始めて、はや10年以上が経つ。その間に、訪日外国人の数は約4倍の2,000万人近くにまで増加し、「インバウンド」という言葉が広く普及していることはみなさんもご存知だろう。日本経済に大きなプラスの影響を及ぼす海外からの“人の流れ”。実はその流れに、三菱UFJニコスが一役買っていることもご存知だろうか。グローバルな視点で、日本と世界とのつながり方に新たなCAHNGEを生み出す仕事。ここに登場する菊川が携わったのは、そんなプロジェクトだった。

ニッポンの弱点

「私が、かねてから希望していたアクワイアリング開発部に配属されたのは2013年。当時はまだ“インバウンド”という言葉すらない時代です。しかし、その頃すでにこの部署では、外国からの観光客向けのさまざまな施策が活発に動いていました。これには驚きましたね」
“アクワイアリング”とは、クレジットカードやデビットカードなどのキャッシュレス決済が可能な加盟店を増やす事業のこと。アメリカやイギリス、お隣の韓国などではクレジットカード・デビットカードの利用率が50%を超えているのに対し、日本における利用率はいまだ10%程度。この差がカードが利用できる決済環境にも影響しているため、三菱UFJニコスが率先して決済環境のグローバル化を推し進めていたのだ。

独自のやり方

「決済インフラの拡充なしに、外国人観光客の増加は見込めない」という信念のもと、いち早く動き出していた三菱UFJニコス。そのなかで、菊川は二つのプロジェクトに参画していた。その一つは“DCC決済サービス”の立ち上げだ。DCC決済サービスとは、訪日外国人が店頭でカード決済をする際に、自分の国の通貨での支払いが選択できるサービスのこと。日本円ではなく自国通貨で決済できるので、為替変動に関係なく安心してショッピングができるというわけだ。日本ではいまだ普及が進んでいないこのサービスを、菊川たちのチームは加盟店側の利便性やメリットを高めた独自の枠組みで構築することで、サービスが利用できる加盟店を爆発的に拡大していった。
※Dynamic Currency Conversionの略。DCC決済サービスは多通貨決済サービスを指す。

新たな希望

もう一つのプロジェクトは、より具体的に人の流れを変える“インバウンド推進”のプロジェクト。タイ、台湾、中国などから観光客を誘致するために、現地の銀行と連携したキャンペーンを企画したのだ。
「特にタイのアユタヤ銀行は私たちMUFGのグループ企業で、私も現地に二ヶ月間研修に赴いた経緯がありました。そこでタイの人々のカードに対する意識を肌で感じることができたので、アユタヤ銀行に対しては“こういうキャンペーンをしましょう”という提案が、日本の百貨店などの加盟店様には“キャンペーン告知はこういう見せ方が有効です”とアドバイスすることができたのです」
このプロジェクトも大成功。特に加盟店側にとっては、これまで「訪日する観光客に対応する」という受け身のアプローチしかできないなかで、現地から直接集客できる菊川たちのキャンペーンは、大きな希望となったのだ。

変化を生み出すDNA

どちらのプロジェクトにも共通する勝因は、三菱UFJニコスが持つ「進取」の精神であると菊川は語る。
「たとえば“DCC決済サービス”については、自社で独自に開発したマルチ決済システム『J-Mups』があったからこその成功だったと思います。私たちの“DCC決済サービス”は、お店の方が英語を話せなくてもスムーズに決済できるよう決済端末にアイデアが盛り込まれているのですが、これは端末を他社に先駆けて開発しているノウハウの賜物です。“インバウンド推進”プロジェクトも、私たちのような決済会社が『そこまでやるか!』と驚かれるほどのチャレンジですからね」

日本を元気に

決済の視点で“人の流れ”を変える。これは東京などの大都市だけの話ではない。海外からの人の流れは、すでに地方都市にも及んでいるのだ。
「当社の強みとして、JAや地方銀行との強固な連携があります。このネットワークを活用し、地方都市にも人の流れが今以上に届いていけば、その土地の経済も潤っていく。“地方創生”というと大げさかもしれませんが、私たちの仕事は“日本をまるごと元気にする”という可能性を十分に持ち合わせていると思っています」

時代は変わる。何もしなくても、人や社会の大きな流れとともに時代は変わっていく。しかし三菱UFJニコスは、自らの意志で、より快適に、よりワクワクする方向へ時代を「CHANGE」するために動いている。
「ここには無限の可能性を秘めたフィールドがあります。あなた自身の挑戦的な想いを、ぜひ三菱UFJニコスで実現させてください」

  • 「いまある価値」を変える。ポイントを新たなステージへ 安藝 大輔 経営企画部 経営企画グループ(2002年入社)
  • 「定石」を変える。新サービス誕生の裏側で 工藤 望 戦略事業部 戦略事業第2グループ(2007年入社)
  • 「便利の幅」を変える。45億枚の前進 春田 絢子 国際ブランド部(2008年入社)
  • 「企業の顔」を変える。“素人”だからこその、ものづくり 荒川 綾子 EC推進企画部(2007年入社)

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