CHANGE STORY チェンジストーリー

「いまある価値」を変える。ポイントを新たなステージへ 安藝 大輔 経営企画部 経営企画グループ(2002年入社)

1兆円を超える存在感

「本当に自分にできるのだろうか」
当時マーケティング企画部に所属していた安藝に突然、新たなプロジェクト参画の話が届いた。プロジェクトの内容は「ポイントサービスの改革」。いまやクレジットカードを使うお客さまにとって、ポイントサービスの充実はカード選択の大きな判断基準。ポイントメリットを前面に押し出し、多くの新規ユーザーを獲得している他社クレジットカードがあることは安藝も認識していた。国内の主要企業が発行するポイントやマイレージの総額は、2013年には約8,500億円にのぼり、2020年には1兆円を超えるとも推測されている。カードなどのポイントサービスは、市場に大きな影響を与える「疑似通貨」として、その存在感を高めているのだ。

成就できなかった過去

そんな時代のなかで始まる「ポイントサービス改革」。言い換えるならば「カードの価値」をも変えるようなプロジェクトである。決して平坦な道ではないことはあきらかだ。お客さまのポイントに対する認識や志向の変化、国内外の企業のポイント発行事業の動向など、外的な要因の調査はもちろんのこと、社内のリスクやリソースを算出し、そこから得られる成果を見極め、社内に対してもハードなコミットを強いられるはずだ。実際、以前にも同様の改革プロジェクトが立ち上がったが、社内での了解が得られず成就できなかったと安藝は聞いていた。

キックオフミーティング

プロジェクト事務局の推進担当に選ばれた安藝は、まずは社内メンバーや協力を仰ぐ関係各社の人々を集め、プロジェクトのキックオフミーティングをおこなう。そこで、プロジェクトの概要とともに、プロジェクトの成功がもたらす大きな意義を言葉を尽くして伝えていった。
「正直なところ、その場では『今回も難しいのでは?』という空気はありましたね。でも、この改革が実現できれば絶対に当社のポイントサービスは大きく前進し、お客さまのメリットになる。それがわかっていたので、しっかり前を向くことができました」

一進一退

そこからは、ポイントサービス改革を社内経営陣に認めてもらうための準備期間。ポイントサービスを変えることは、現行の社内システムや業務フローにメスを入れることでもあり、全方位のリスクを想定し解決策を用意する必要がある。この部分の調整が難航した。長い時間をかけて社内で合意した方針も、関連会社との話し合いで決裂することも少なくなかった。誰に、何を、どのように伝えるか、そんな根本的なコミュニケーションの難しさに直面することもあった。しかし、後戻りはできない。プロジェクトの社内決裁プレゼンは、刻一刻と迫っていった。

あるべき理想像

約1年の準備期間は、瞬く間に過ぎていく。そして、ついに訪れた社内プレゼン。総勢100名近い人々が関わったプロジェクトの、一つ目の大きな集大成である。ここで認められなければ、プロジェクトは終了してしまう。不安はあった、しかしそれ以上に大きな手応えもあった。
「プレゼンにおいて重要視したのは『ポイントサービスの未来』です。トレンドだけでなく、これからのあるべき理想像を見据えた内容とし、想いを込めて伝えていきました」
結果は、見事に承認。大きな安堵とともに、この後に控えるプロジェクト完遂に向けて、気を引き締める安藝であった。

違う視点でのつながり

「実は、このプレゼンの3日前に、当時在籍していたマーケティング企画部から現在所属する経営企画部への異動を告げられていたんです。驚きましたが、このプロジェクトを大局的に見る部署への異動です。部署は変わっても、プロジェクトの動向を見守ることができたのはうれしかったですね」
現在の安藝は、経営企画部で三菱UFJニコスの経営戦略の策定やその推進を行っている。求められる業務の水準が高まると同時に、企業活動の中枢に触れることができる喜びとやりがいを感じる日々だと語る。

日本最大規模のインパクトを

「ポイントサービスの改革プロジェクトは、カードの価値、ひいてはお客さまのメリットを高めるという『貢献度が目に見える』喜びがありました。MUFGグループという日本最大規模のベースがあるので、一つひとつのCHANGEが与えるインパクトが強いことも仕事の醍醐味ですね」
いま安藝が所属する経営企画部では、さらに大きなプロジェクトが進行中。特にこれからの5年間は、刺激的だという。
「ずーっとダッシュを続けている感じです。でも、早く違う明日が見たいから、減速はしたくないですね」

  • 「定石」を変える。新サービス誕生の裏側で 工藤 望 戦略事業部 戦略事業第2グループ(2007年入社)
  • 「便利の幅」を変える。45億枚の前進 春田 絢子 国際ブランド部(2008年入社)
  • 「企業の顔」を変える。“素人”だからこその、ものづくり 荒川 綾子 EC推進企画部(2007年入社)
  • 「人の流れ」を変える。真のグローバル化への道 菊川 尚徳 アクワイアリング開発部 EC・IC開発グループ(2006年入社)

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